日本人学者110人が反論 米教科書擁護の米学者らに

産経新聞2018/8/6



記事タイトルは不正確で「日本の歴史家擁護の米学者らに」とすべきでしょう。さすが産経新聞、歪曲した見方です。

声明文には「マグロウヒル社」の歴史教科書を執筆した学者も名を連ねていますが、その内容を擁護する具体的な記述は一切ありません。

そして反論の全文ですが
https://www.facebook.com/nobukatsu.fujioka/posts/874157496003359
いずれにせよ署名に名を連ねた学者は相変わらず、右翼雑誌で飯を食ってるいつものメンバーが多いですね。
しかし歴史学者とされるのは「トンデモ」を含めてほんの10名くらいです。

しかし河野談話以降、慰安婦関連の研究に真摯に向き合った学者が110名の中にどれだけいるのでしょう。
談話以降も新たな史料発掘がなされ、多くの公文書が発見されていますが、少なくとも署名に名を連ねた彼らの功績ではありません。


11800444_388942157976903_4742761630500899052_n

海外特派員協会の記者会見で発表すれば良かったのに、記者会見の出席者の半分以上はメディアの現役記者でもなさそうです。
要するに彼らのアリバイ作りをするために発表しただけでしょう。

まあ6月に出した藤岡信勝氏の反論よりは随分練られた感がありますが、その論調は相も変わらずです。


「反論」正式には「慰安婦に関する米学者声明への日本の学者からの返答」
には「事実関係を超えた歴史解釈は国や民族が違えば一致できません。」と記述してあります。
そして渡辺利夫・拓殖大総長は 

「国家や民族による歴史解釈の相違を許さない傲慢さ」と記者会見で述べました。
同じ論調で解釈するなら、むしろ右翼学者達が己らの考えを「国家や民族による歴史解釈」と拡大する傲慢さがより際立っていると思います。 

「反論」に突っ込みどころが多々ありますが、ほんの少々、、

3)歴史を政治利用すべきではない
という主張について

それならば、今回の返答に何故多くの政治学者が名を連ねているのでしょうか、歴史学者とされる人より、はるかに多くの(それも常々国内政治に口出しする)政治学者が署名していることに矛盾があるでしょう。
純粋に歴史学での異論であるなら、そんなに多くの政治学者が出る幕ではないと思います。



「「永久に正確な数字が確定されることはないでしょう」と書きました。この立場に立つならすぐに歴史教科書の記述を修正すべきです」
と述べていますが、「マグロウヒル社」若しくはその執筆者に対してなら意味を持ちますが、「187人の声明」に対してはなんら意味をなさないのではないですか?ズレていますね。
少なくとも「修正すべきと表明するべきでしょう」位なら話はわかりますが。





先生「慰安婦はどの位いたと思いますか?理事長はわからないと言っていますが」

Y君「恐らく5万人~20万人くらいでしょう」
M君「20万人です」
N君「20万人は絶対おかしいと思います。撤回すべきです」
先生「N君はなぜ20万人がおかしいと思うのですか?」
N君「2万人だと思うからです」
先生「じゃあN君は2万人と思うのですね、根拠はありますか?」
N君「当時の日本軍の兵員数が100万人だから(適当に)推計したら2万人です」
Y君「根拠にした当時の日本軍海外兵力100万人って300万人(政府調査)の間違いでしょう」
N君「・・・・」
先生「2万人を確定する根拠があれば20万人を否定できますが、皆が納得できる根拠を示さなくてはダメですね」

先生「勝手な数字を持ち出して相手の意見を抑えようとするのはいけませんね」
理事長「わからないというのが私の立場ですから20万人はおかしい」
先生「実際わからないなら5万人でも20万人でも否定できないのではないですか?」
理事長「わからないから、わからないとすべきです」
A君「わからないなら0も含まれますが、そんなことウソでしょう?理事長は誠実じゃないと思います」

PTA「色々な推計をそれぞれが主張するにしても、ウソでもない限り撤回させようとする傲慢な態度はいただけませんね」


わからない=10人かも知れない=1000人かも知れない=2万人かも知れない=20万人かも知れない=100万人かも知れない。


http://senbonzakura.blog.jp/archives/36101131.html