慰安婦問題の疑問点 それってウソでしょ

当ブログは主に日本のネット上でのウソを検証しているので、世界中(特に韓国や中国、欧米の主要メディア)のウソを検証してはいません。

藤岡信勝

187人(457人)の声明に110人が反論

日本人学者110人が反論 米教科書擁護の米学者らに

産経新聞2018/8/6



記事タイトルは不正確で「日本の歴史家擁護の米学者らに」とすべきでしょう。さすが産経新聞、歪曲した見方です。

声明文には「マグロウヒル社」の歴史教科書を執筆した学者も名を連ねていますが、その内容を擁護する具体的な記述は一切ありません。

そして反論の全文ですが
https://www.facebook.com/nobukatsu.fujioka/posts/874157496003359
いずれにせよ署名に名を連ねた学者は相変わらず、右翼雑誌で飯を食ってるいつものメンバーが多いですね。
しかし歴史学者とされるのは「トンデモ」を含めてほんの10名くらいです。

しかし河野談話以降、慰安婦関連の研究に真摯に向き合った学者が110名の中にどれだけいるのでしょう。
談話以降も新たな史料発掘がなされ、多くの公文書が発見されていますが、少なくとも署名に名を連ねた彼らの功績ではありません。


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海外特派員協会の記者会見で発表すれば良かったのに、記者会見の出席者の半分以上はメディアの現役記者でもなさそうです。
要するに彼らのアリバイ作りをするために発表しただけでしょう。

まあ6月に出した藤岡信勝氏の反論よりは随分練られた感がありますが、その論調は相も変わらずです。


「反論」正式には「慰安婦に関する米学者声明への日本の学者からの返答」
には「事実関係を超えた歴史解釈は国や民族が違えば一致できません。」と記述してあります。
そして渡辺利夫・拓殖大総長は 

「国家や民族による歴史解釈の相違を許さない傲慢さ」と記者会見で述べました。
同じ論調で解釈するなら、むしろ右翼学者達が己らの考えを「国家や民族による歴史解釈」と拡大する傲慢さがより際立っていると思います。 

「反論」に突っ込みどころが多々ありますが、ほんの少々、、

3)歴史を政治利用すべきではない
という主張について

それならば、今回の返答に何故多くの政治学者が名を連ねているのでしょうか、歴史学者とされる人より、はるかに多くの(それも常々国内政治に口出しする)政治学者が署名していることに矛盾があるでしょう。
純粋に歴史学での異論であるなら、そんなに多くの政治学者が出る幕ではないと思います。



「「永久に正確な数字が確定されることはないでしょう」と書きました。この立場に立つならすぐに歴史教科書の記述を修正すべきです」
と述べていますが、「マグロウヒル社」若しくはその執筆者に対してなら意味を持ちますが、「187人の声明」に対してはなんら意味をなさないのではないですか?ズレていますね。
少なくとも「修正すべきと表明するべきでしょう」位なら話はわかりますが。





先生「慰安婦はどの位いたと思いますか?理事長はわからないと言っていますが」

Y君「恐らく5万人~20万人くらいでしょう」
M君「20万人です」
N君「20万人は絶対おかしいと思います。撤回すべきです」
先生「N君はなぜ20万人がおかしいと思うのですか?」
N君「2万人だと思うからです」
先生「じゃあN君は2万人と思うのですね、根拠はありますか?」
N君「当時の日本軍の兵員数が100万人だから(適当に)推計したら2万人です」
Y君「根拠にした当時の日本軍海外兵力100万人って300万人(政府調査)の間違いでしょう」
N君「・・・・」
先生「2万人を確定する根拠があれば20万人を否定できますが、皆が納得できる根拠を示さなくてはダメですね」

先生「勝手な数字を持ち出して相手の意見を抑えようとするのはいけませんね」
理事長「わからないというのが私の立場ですから20万人はおかしい」
先生「実際わからないなら5万人でも20万人でも否定できないのではないですか?」
理事長「わからないから、わからないとすべきです」
A君「わからないなら0も含まれますが、そんなことウソでしょう?理事長は誠実じゃないと思います」

PTA「色々な推計をそれぞれが主張するにしても、ウソでもない限り撤回させようとする傲慢な態度はいただけませんね」


わからない=10人かも知れない=1000人かも知れない=2万人かも知れない=20万人かも知れない=100万人かも知れない。


http://senbonzakura.blog.jp/archives/36101131.html






「187人の歴史家声明」に対する応答と提案  カビの生えた藤岡信勝氏のたわごと

【拡散希望】本日6月12日午前6時(日本時間)を期して、慰安婦問題に関するアメリカの歴史家187人の声明に応答する私の書簡を英語と日本語の両言語で発信します。
とFaceBookで発表されました。

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以下それの要約と私の指摘を併記します。

「日本非難には事実の裏付けがないことが、特に昨年八月の、朝日新聞の32年間にわたる誤報記事の取り消しによって、誰の目にも明らかとなりました。」

「吉田証言」の事を言っていますが、日本のほんの数人の歴史家しかそんな虚構を信じていません。
以前の拙ブログにその証言がどう扱われたかを書いています。


氏は「187人の歴史家声明」に直接的には書かれていないマグロウヒル社の歴史教科書の内容について誤りだと指摘されておられます。

(1)教科書は、「強制的に慰安婦にされたり、徴用されたりした」
原文「The Japanese army forcibly recruited, conscripted, and dragooned as many as two hundred thousand women age fourteen to twenty to serve in military brothels, called "comfort houses" or "consolation centers". 」

という記述が誤りだというその理由のひとつとして
「吉見義明はテレビの討論番組で「朝鮮半島における強制連行の証拠はない」と述べています。」

吉見氏は狭義の「強制連行」を示す証拠がないと言っているに過ぎず、教科書はdragooned to serve in military brothels, called "comfort houses"「強制的に慰安所で働かせた」と書いてあるので「強制連行」の有無を提示しても意味がありません。
「強制的に慰安婦にされた」証言は本人は勿論、日本の将兵の証言も多数記録されています。これは否定できるものではありません。私の知りうる証言だけでも十数例はあります。「徴用」についても勿論記録が残っています。

(2)教科書には「20万人もの女性」が慰安婦にされた

「と書いています。しかし、秦郁彦教授は、日本の関係機関の統計などの資料に基づいて、2万人程度と推定しています。」

声明を寄せた歴史家は20万人を絶対視している訳ではないし、教科書の内容を擁護するとは言っていません。
言ってもいない事に反証しても全く意味がありません。マグロウヒル社に送るなら分かりますが。

また「秦氏が日本の関係機関の統計などの資料に基づき2万人程度と推定しています」とたったひとりの説、しかもあくまでも勝手な推定ですから、信頼度の高い絶対値でないと20万人説を覆す力はありません。

それと「日本の関係機関の統計」とは一体何ですか?秦氏の2万人説にはそんな出典の明示はありませんよ。

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戦前期の「内地公娼関係統計」の事を言うのでしょうが、慰安婦制度が確立した時は当然国内も戦時体制下であって、海外戦地の状況をも反映されない戦前の統計が、慰安婦の実数を推測する上で有効な資料になり得ません。また統計の数字の扱いもズサンで批判されていますが、それについては秦氏はなんの反論もされていません。15年以上も放置したまま再検証も怠っているわけです。
そんな取って付けた統計に基づく推計なんて、無価値に等しいと思います。
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娼妓取締規則に基づく警察署の慰安婦登録のデータではありませんよね。海外渡航した慰安婦のデータでもありませんね。存在もしない信頼に足りる統計資料をさも存在するかのようなウソが見られます。
 



(3)「慰安婦が毎日20人~30人の男性を相手にした」

氏が上記記述に異議を述べる根拠のひとつとして日本陸軍の海外兵力は1943年で100万人と誰も信じない数字を相変わらず持ち出しています。これでは反証になりません。
秦氏が言う「慰安婦は売春婦だと米軍も認識していた」という理由の根拠とした「ミッチナ捕虜尋問調書」の証言を基に計算すると20~30人は当然の帰結として導き出されます

(4)「多数の慰安婦を大虐殺した」
原文は「soldiers massacred large numbers of comfort women to cover up the operation. 」
「兵達は(慰安所)運営を隠蔽するために多くの慰安婦を殺害(または虐殺)した」と訳すのが普通でしょう。
多数を大虐殺っておかしい日本語じゃないですか? massacreを大虐殺とholocaustを連想させるような意訳をして否定しやすい印象操作をしています。

「もしそういうことがあれば、東京裁判や各地のBC級軍事裁判で裁かれているはずです。」

「ミッチナ捕虜尋問調書」には次の一説があります。
「彼女たちは、「慰安婦」が捕虜になったことを報じるリーフレットは使用しないでくれ、と要望した。彼女たちが捕虜になったことを軍が知ったら、たぶん他の慰安婦の生命が危険になるからである。」
日本軍は慰安婦が英米軍に捕らわれそうになったら、殺害するということを示唆しています。

慰安婦を殺した例は日本の将兵の証言があります。一部の慰安所ではそのような事があったとされています。慰安所では多くても慰安婦数は数十人だったので南京事件のような数字には到底及ばないとは思います。ただ虐殺の証言は複数残っているので完全否定はできませんね。 
それに東京裁判以降に判明した事件や事実も数多く、多くの研究者によって歴史の発掘の努力が続けられています。

BC級軍事裁判はほとんど捕虜虐待や虐殺が対象で、当時、日本軍の基地・駐屯地内の出来事は対象外でした。勿論毎年7000人以上もの兵が軍紀違反として処刑されたことなども不問にされています。
その裁判の性格上、軍属に準じた朝鮮人・台湾人慰安婦の殺害なども当時重要視される対象とならなかったわけです。
日本の戦争犯罪の中でも捕虜虐待を特に重視していたのはポツダム宣言の第10項で明らかです。
(10)  We do not intend that the Japanese shall be enslaved as a race or destroyed as a nation, but stern justice shall be meted out to all war criminals, including those who have visited cruelties upon our prisoners. 以下略


氏は軍事裁判の詳しい内容も知らずに、東京裁判史観がどうのこうのと言う資格はありませんね。
「戦後レージームからの脱却」を標榜する国のトップでさえポツダム宣言を詳らかに読んでいないのですから、氏のような無責任な人にはそれを言っても仕方ありませんが。



以下教科書内容以外にも色々と述べておられます。

「どうして日本の慰安婦が規模において特筆すべきものだという断定が可能なのですか。」
とバカげたことを言っています。

20万人でなくとも2万人という数字でも当然特筆されると思います。仮に人数を無視しても、広範囲にわたる戦地という面や慰安婦にされた現地住民の(第2次世界大戦後に独立した)国籍の多さも断定に値するのではないでしょうか?
朝鮮人台湾人、中国人華僑フィリピン人、インドネシア人、オランダ人、ベトナム人、マレー人、タイ人、ビルマ人、インド人、ユーラシアン(白人とアジア系の混血)、太平洋諸島の人々が慰安婦とされました。
広範囲の戦地に数万人の慰安婦を連れ出した例は日本軍だけです。ナチもスターリングラードまで娼婦を帯同させていません。
僅かに戦後のフランス植民地軍の例があるだけです。しかもフランス軍は植民地の中だけの話です。

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「軍隊による組織的な管理」は誤解を与える表現です

全く資料を読んでいないから言えるのでしょう。それを証明する資料は多く存在します。歴史学者でなくとも曲りなりにも学者を名乗るなら日本政府調査資料集くらい目を通さないとモノを言う資格なんてありませんよ。 


「慰安婦が性奴隷ではなく、賃金を受け取っていた売春婦で・・・」

と奴隷の定義を無視した発言も相変わらずです。今時賃金を得ていたから奴隷ではないという主張は通りません。日本も批准しているローマ規定も読んでいないのでしょう。性奴隷を語るべきではありません。


「軍が関与して制定したのは、
強欲な業者の専横を抑え、慰安婦の権利を守るためでした」

廃業の自由を認めず、外出の自由を奪い、監禁を常態化させる規則や1日14時間プラスの性労働時間と月1回だけの休日という規則は慰安婦の人権を完全に蹂躙しているじゃないですか?いくら戦前に女性蔑視の風潮が蔓延っていたとしても、「権利を守るとは」どんな人権感覚の持ち主なのでしょう。


「軍と業者の間、業者と慰安婦の間はいずれも契約関係にあり、公娼制度が存在した当時の法律に照らして合法的なシステムでした。」

当時の法律に照らして合法的なシステムでは決してありません。当時の法律とはどの様なもので、実際の契約を示す文書を提示されるのなら説得力があるというものですが、それを具体的に提示するとその違法性が明らかになるので、氏は決して合法といえる証拠は出さないでしょう。



「日本の慰安婦制度が所期の目的をほぼ達成したことは、現地での強姦事件が殆どなかったこと、また、現地の女性との混血児を残していないこと、などに表れています。」

よくもまあこんなウソが言えたものです。その話を真に受ける人はほとんどいないでしょうが、疑問のある向きは拙ブログでそれがウソとしっかり確認できます。

混血児については、特に中国では古くより「間引き」が当然のように行われていた(現在でも女児はその犠牲になっていることが多い)し、望まれない妊娠には当然民間堕胎は行われていたと考えるのが普通でしょう。
中国での病院の手術記録は見つかっていませんが証言は記録されています。もし混血児が生まれても外見上は判別つきにくいでしょうから、混血児だということを隠し続けたのは容易に想像がつきます。敵兵の子供と烙印を押されれば迫害されるのですから。

要はネット上でよく持ち出される韓国・ベトナム混血児「ライタイハン」のような混血児と対比したいのでしょうが、それとて合意のもとでの結果も多く、全てが強姦の結果ではありません。男が養育放棄して韓国に帰国したから問題となるケースが多く数については1千5百~3万と諸説有。また9割は韓国人ビジネスマンとの子との指摘もあるWikipedia、フィリピン人との混血児、所謂「コピノ」(3万人WallstreetJournal)と同様です。「ジャピーノ」は現在(約10万人Wikipedia)いるとされています。

東南アジアでも混血児が白眼視されるのは必定となれば、混血児を隠し通したとしても何等不思議ではありません。フィリピンは中国と違いカトリック信者が多く中絶はしないので混血児は生まれています。軍は問題が出れば取りあえず結婚したという体裁をとったようです。インドネシアでも同様に問題が大きくならない体裁をとりましたが、いずれにせよ名目上の夫=日本兵の多くは戦後日本に復員したので結局養育放棄となりました。

それにもし強姦の結果の混血児であっても母親は「あなたは私が日本兵に強姦されて生まれた子です」と言えるものでしょうか?「仕方なしに生まれた子」というのは親として絶対隠し通すのが当たり前でしょう。ましてやそれを問題にし、公にするのはとても出来るものではなかったはずです。

仮に混血児として声を上げたとしても、人権意識の希薄な藤岡氏らは己の勝手な主張のため、相手(日本兵)が特定できないことを理由に捏造混血児として二次被害を拡大させるのでしょう。

また日本においては日露混血児は問題になっていませんが、だからと言ってソ連兵の強姦はなかったことにはなりませんね。

強姦は敵対する勢力圏内で多く見られたのですが、治安の安定した地域や占領政策がある程度順調であった場所や、戦闘地域でない後方ではさすがに軍も住民の反発を招く強姦には厳しかったようです。
しかし中国での敵性地区やフィリピンの反乱地区、インドネシアの一部等ではそういったことはありませんでした。



いずれにしても素人の私でさえ氏の主張を「論破」できる訳ですから、「歴史家」の人達がまともに受け入れる訳がないでしょう。

さらに氏は各国の例を挙げたりしていますが、あまりにもくだらないので、後日暇なときに検証したいと思います。

そして最後の方に「学術的討論の開催を提案する」と言っています。
「声明」の訴えたかったことは「学問の自由」であって「国家権力が学問の検閲をすべきでない」とする主張に藤岡氏は何等答えていません。


今回の藤岡氏の発表は「声明」で指摘した点を鑑みないで、もう何年も前から○ホの一つ覚えでしかない妄想や屁理屈を性懲りもなく並べ立てている事や、数多くの証言や文書を無視する態度から、学術的討論にならないのは目に見えています。真摯に学問を追及している学者達には無視されるのがオチでしょう。

しかし彼らからなんの反応もなければ氏は「歴史戦に一定の評価すべき勝利があった」とふれまわるのでしょう。 

英語で発信するのもいいのでしょうが、2007年アメリカ下院で対日非難決議がなされる前に提出されたLarry Nikschによる報告書「Japanese Millitary’s ”Comfort Women” System」を真面目に読んだらどうですか、と言いたいですね。
10年前ならいざ知らず、ちゃんと読めば常識ある人は恥ずかしくてこんなもの発信できませんよ。


拡散させようとするネトウヨも恥をかくだけです。
後に「穴があったら入りたい」と思うくらい恥ずかしくなりますよ。
ん??「穴があったら入れたい」って?そんなバカウヨは慰安婦問題から退場してください。

 
 

「拓殖大学客員教授・藤岡信勝氏緊急寄稿(下)」は更に劣化した脳みそを露呈している

http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20150523/dms1505231530004-n1.htm
さて2回目ですが、寄稿の最後にこう書かれてあります。

「反日包囲網を敷かれても真実はこちらにあるから、必ず勝利する、と私は確信している。」

そのレベルなら笑って見過ごすところですが、そうはいきません。

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そもそも彼らのいう「真実」は今まで見てきたように「限りなくウソに近い」か明らかな「捏造」が多いので今回もツッコミます。

「一例をあげよう。」として秦郁彦氏の外国特派員協会記者会見 2015/3/17の発言をほぼそのまま引用しています。そして「この推定が当たっているとすると、日本からの訂正勧告は、今年の歴史戦の大戦果の1つになる。」
と期待感を込めています。しかし「その推定は大外れですよ」 だからぬか喜びは禁物です。

しかし氏はこの前から自己の研究成果なり研究者としての自説を反映した発言というのは一切ありませんね。最近は他人の文章のコピペばかりです。

まあそれはさておき、引用した秦氏の発言を追認している訳ですから歴史家という看板は降ろすべきです。
さらに「日本陸軍の海外兵力は、最盛期の1943年で100万人であった。」と秦氏以上に具体的年度を記し、さも根拠のある数字に見せかけています。ウソも此処まで来れば悪質過ぎます。



相変わらず100万人の根拠は示されていません。
何故100万人説がウソかというのは、れっきとした日本政府が発表した記録があるからです。

シベリア抑留者だけでも57万5千人とも76万人(2009産経新聞) とも言われ、通説では65万人とされています。満州にも慰安所があったとの多数の証言があります。
ただしこの人数はソ連が進攻した満州以外にも朝鮮北部・カラフト・千島地域の日本兵は含まれています。

中国・香港だけでも100万人以上ですから、それだけでゆうに100万人を大きく超えてしまいます。

日本軍は中国に負けていなかったとする右翼がよく引用するので、下記記録を証拠として提示しましょう。
「百万の精鋭健在のまま敗戦の重慶軍に無条件降伏するがごときは、いかなる場合にも、絶対に承服しえざるところなり」と岡村寧次支那派遣軍総司令官は陸軍中央に電文を送ったと記録されています。1945年8月11日

それとも右派はお得意のフレーズで「シベリア抑留は捏造だ」とでも強弁を垂れるのでしょうか?
もうそうなったら笑うしかありません。
 

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日本政府の記録がおかしいというのなら、まずもって19人を攻撃する前に堂々と日本政府に過ちを認めさせ、自説の理論武装から始めなくてはなりませんが、そういった行動には出られていません。
そりゃそうでしょう。思いつきでしかありませんから。

そして「こうした反論は、手裏剣のように相手の論理の急所に突き刺さった。」とうそぶいています。
歴史の専門家でない私ですら、そんなウソはすぐに判るわけですから、他の歴史家は反論とも評価していないでしょう。おもちゃの様な手裏剣が突き刺さる訳がありません。


「何のことはない。「19人」は刑事部屋の鬼刑事である。被疑者を恫喝(どうかつ)して、ひたすら自白させようとする。嘘がバレてうまくいかなくなったので、今度は「187人」が温情刑事として登場する。「お前さんはいいこともした。罪を認めて謝罪すればもっと褒められる」という。どっちも日本に謝罪させようとする目的は同一なのだ。」

まあこれが「異議」らしいが、なんとも曖昧な表現ですねぇ。

これを分かりやすくそのまま私の言葉に置き換えると

何のことはない。「19人」は刑事部屋の鬼刑事であるとビビッている。被疑者(現代史家の秦郁彦氏を代表とする日本の歴史家とはいえない人物を含む19人)を厳しく指弾して、ひたすら自白させようとする。被疑者の嘘がバレて困っているので、今度は「187人」が温情刑事として被疑者達の顔を少しは立てて登場する。
「お前さんはいいこともした。罪を認めて謝罪すればちょっとは褒められる」という。どっちも右端っこに座っているボンクラ教授達に謝罪させようとする目的は同一なのだ。」

こんな寄稿にネトウヨ君達は満足しているのでしょうか? 

「日本の歴史家を支持する声明」にイチャモンをつける人

「日本の歴史家を支持する声明」について、藤岡信勝氏は自身のFaceBookで5月8日
「いよいよ今年の歴史戦の大波が襲ってきた感じです。」と臨戦態勢を煽る勇ましい
言葉を発しています。
しかし残念なことに「声明」に対して自身では発言なさらず、関野通夫氏のコメントを転載されています。

今回はそのコメントについて考察します。

1.何故、日本の慰安婦制度だけをターゲットにしたのか。
兵士の性処理問題に、アメリカ、ソ連、韓国他他の国はどう対応したかのの視点に欠けてています。
それらを研究・把握したうえで、日本を論じているのか?
「韓国と中国の民族主義的な暴言」を非難することによって、一見公平なふりをしているが、欧米は、どうだったかに触れない人種差別的な見解である。結局、日本だけをターゲットにした一種のヘイトスピーチである。

これは日本の歴史学者を支持するというアカデミズムからの問題提起であって、今一番重要だと思われるテーマを示したに過ぎません。
なぜ日本だけがと言うのは欧米や他国では歴史修正ムーブメントが顕著に現れていないからです。
具体的には日本政府関係者がアメリカの教科書の「慰安婦」の記述についてクレームを入れたからでしょう。
中国・韓国は常に日本の教科書記述内容を非難していますが、これは世界的に見ても例外であって、各国とも他国の教科書には干渉しないという不文律があるからです。
それを今回日本が中韓と同じレベルの間違いを犯したからです。
それを人種差別的な一種のヘイトスピーチだと言うには「ヘイトスピーチ」の意味すら分からない激情型・思いつき、出任せで反論するウヨクの典型的な言説だと思います。千歩譲ってレイシズムと言うなら話の流れで分からないでもないですが。


2.被害者の証言について、彼らは、その真実性について検証を行なったのか。諸々の反証を考究したのか。そういう作業なしに、一国民を貶めるのは誣告を構成するものであることを理解しているのか?

ナヌムの家の元慰安婦たちの証言もあやふやな部分もありますが、全てがウソでないことも判明していますし、日本の裁判所でも明らかにされています。勿論検証・考究はなされています。

右派は彼女らの証言の信憑性を否定し、鬼の首を取ったかのような発言に終始していますが、しかし彼女らの証言は被害者のほんの一部のものに過ぎません。外にも数多くの証言記録が残っています。ただ今となっては亡くなられた方の証言の多くは一義的には裏づけが取れません。だからといって信憑性に多少の疑問を持つだけで、断定的に否定することも難しいのではないでしょうか?
証言を得た地域、年、証言者の属性、記録した人や組織などは多岐に渡っています。それらの全てが組織的な背景があり、誰かの意図が反映した証言という事ではありません。それらは資料としても重要な評価はされています。

3.「恐ろしい暴力」、「残忍な行為」、「彼女たちを搾取」とは、具体的に、どこで起こった、どのような行為を指しているのか。検証された証拠に基づかずして、このような抽象的な言葉を使うことを印象操作(impression management或いはnipulation)という。これだけで、この声明の知的レベルが知れるものである。

そもそも「声明」ですから論戦を挑んでいる訳ではありません。具体的に列挙すれば分厚い本になりますよ。そんな事も理解できない氏の知的レベルが知れるものです。
少なくとも「声明」を読んで物言う人なら韓国・中国の資料はともかく、国立公文書館アジア歴史資料センターにある膨大な資料の存在はご存知ですよね。勿論「日本の歴史家」によって既に多くの検証・解説がなされています。

4.「日本政府が言葉と行動において、過去の植民地支配と・・・」とは、具体的に、どこのことを言っているのか、また、欧米の植民地支配については、どう思うのか?

最後まで引用して下さい。「過去の植民地支配と戦時における侵略の問題」ですから総論であって具体的な各論を言えば先ほども示したように「声明」では収まり切れませんよ。まあ187人の総意ですから個別の事柄に言及はしないのも当然です。
欧米の植民地支配についても一部言及はされていますが、今回の声明とは別のテーマになります。
氏は「声明」に近現代史が網羅されてなければ気がすまないのでしょうか?バカ言っちゃだめですよ。

「日本の研究者・同僚と同じように、私たちも過去のすべての痕跡を慎重に天秤に掛けて、歴史的文脈の中でそれに評価を下すことのみが、公正な歴史を生むと信じています。この種の作業は、民族やジェンダーによる偏見に染められてはならず、政府による操作や検閲、そして個人的脅迫からも自由でなければなりません。私たちは歴史研究の自由を守ります。そして、すべての国の政府がそれ を尊重するよう呼びかけます。」

この一節が「声明」の核心部であり、「日本の歴史家」の歴史研究の自由が危うい状況にあるのではないかと懸念されるから出された声明ではないでしょうか。
この部分にコメントされないのは「声明」の一部を取り上げたイチャモンでしかありませんね。


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