「普天間基地の反対運動は「サヨク」が主導しているから、もっての外だ!」
「活動家はカネ目当てだ」
と百田尚樹氏やネトウヨは考えているようですが、事実経緯も住民感情も無視していると言わざるをえません。


単なる隣接地というだけなら大阪府の陸上自衛隊八尾駐屯地(ヘリ基地)はどうでしょう。基地直近に民家も学校もあるのですから。

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ヘリコプターが駐機しているのがはっきりと分かるでしょう

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AH1Sコブラ

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UH1ヒューイ

oh1x1
OH1ニンジャ

CH-47J
CH47Jチヌーク 常駐はしていませんが、度々編隊を組んで飛来しています
他にはOH6が所属しています 


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周辺は民家が密集していますし、保育園・中学校・高校も存在します。
敷地面積は違いますが普天間基地と状況はよく似ていると思いませんか?

普天間基地にジェット戦闘機が頻繁に飛来するようになったのは2010年からです。
住民無視の米軍の運用が続くので周辺住民が「爆音訴訟」を起こしたという経緯は以前記事にしました。
2010年以降に引っ越してきた人々が訴訟を起こした訳ではありません。


普天間基地のように、もし八尾飛行場で航空自衛隊のジェット戦闘機F15がタッチアンドゴーまがいの訓練飛行をしたらどうなるでしょう。
飛行場は戦前からあったので、爆音被害を訴えても百田氏らは「違和感を覚える」と人権無視の発言をするのでしょうね。

でもまさか「自衛隊は何を甘い訓練をしているんだ。沖縄米軍を見習って八尾飛行場でも同じような訓練飛行をしろ!」とまで言う人はいませんよね。